ステージ向けネットワーク製品の選択肢が増えた。弊社の扱うLuminex以外にオランダのXlntなどステージ向けのイーサネットスイッチやノードを扱う会社はいくつかあるが、ここにパスウェイが加わることになりそうだ。
写真の一番上にあるのが8ポートのノードでマルチプロトコルに対応している。アートネット、ストリーミングACN
そしてパスポートプロトコルなどのほかMANetにも対応する。
真ん中のイーサネットスイッチは10ポートのスイッチで、すべてのポートがイーサコンの仕様。これを扱うK社の社長は以前、イーサコンである必要などないと断言していたが、結局はこういう製品に落ち着くようである。
やはりステージ向けの製品はブロードキャストに対応するいわゆるノンブロックであるべきで、さらにはファンレス、設定が簡単なノンマネージメントタイプが便利である。こういうイーサネットスイッチはたくさん出てきそうでいて、今回も少ない。私がイーサネットのシステムを気にするようになってから数年が経つが、今でもこの手の製品を作るメーカーは少ない。おそらく今後もしばらくは増えないような気がする。
展示会
PLASA最終日、正面入り口から入ってすぐに、なんだか似たような名前の会社名が。。マイルテックとかミルテックとか言うのかな?うちはいつも丸いランテックと呼ばれるが、マイルの後にら行が入ると発音しにくいことは、最近知った。。
この写真の会社はレンタルなども行っているようだが、ブースの受付前にはバッテリーライトが置いてあり、今回の流行だなと感じた。。バッテリー搭載でDMXもワイヤレスなので、ワイヤリングいらずという製品だ。
もう間もなくPLASAショーがはじまる。
何が出てくるのだろう。いつものように期待は膨らむ。今回は一人の旅行なので少し寂しい気もするが、のんびり見て回ろうと思う。しかしながら、今回の目的はPLASAがメインではないのです。
今回のロンドン行きは、もちろんPLASAを見る予定ではあるのですが、16、17、18の3日間でベルギーへ行き、そこでLuminexとの打合せが予定されている。また、その後でフランスのガルニエを見学して帰る予定で、ほとんどの日程はベルギーとフランスにいるのである。
さらに未来の照明とショーコントロールのネットワーク化の話と、またヨーロッパの劇場の様子を肌で感じてきたい。そしてまたロンドンではカタリストの開発者であるリチャードとも会える予定。懐かしい。。
来週、しばらくは留守にしますが、会社にはネットワークシステム担当の井上がいますので、ご注文やご相談などありましたら、会社にお電話いただけたらと思います。カタリスト関連の方とメディアロン関連についての質問、お問い合わせは、宇佐美の携帯へご連絡ください。できる限り対応いたします。
展示会が終わりました。弊社の展示に興味をもっていただいた方々には、感謝しております。DMXコントローラーとMACのみの展示でしたが、かなりユニークな演出ができたのではないか。と自負しております。
展示会終了後は、展示物がパソコンとコントローラ-の2箱だけだったので、15分くらいで手早く帰り支度しちゃいました。光和さんのご好意もあって、スクリーンはそのままに帰宅することになり、恐縮しています。 なにせパソコン1台とコントローラーだけなので、モニターを入れたとしても5箱程度の荷物です。おそらく実際の現場でも、15分もしたら「お疲れさまでした」という感じになりそうです。
さて、今回の展示ではカタリストのクロップシャッターを使い、変形スクリーンへの映像マッピングをお見せしましたが、反応はかなりよかったと思っています。プロジェクターはクリスティーさんの1万ルーメンのプロジェクターをわざわざ上下にスタックし、さらに斜めから照射するとともに、4つの円形スクリーンは斜めに傾いていたり、ばらばらの方向を向いた状態というプロジェクションとしては、かなり劣悪な条件を作ってましたが、見事に映像がスクリーンにマッピングされ、説明しないと気づかず通り過ぎる人も。。。 こういう映像の見せ方だと、映像をただ見せるのではなく空間デザインにかなり近づくと思います。これこそが映像分野の新しい進化だと思います。
四角のスクリーンから映像を解放することにより得られる自由こそが、映像をアクティブに演出に活用するという新たなビジュアルデザインの方向性なのだと思います。それは過去にあったムービングするプロジェクションとはまた別のアプローチですが、定型スクリーンから映像を解放するという点では同じです。 メディアサーバー(古いなあこの言葉)は、この新しいデザインにこそ有効なツールだと言えます。
数日前には無理。と思っていたフローティングビジョンですが、ウインドウズPCにつないでサブディスプレイにし、カタリストで作成した3Dジオメトリーの映像をキャプチャーして、これをクイックタイムで連続再生するということで、展示決定です。(ブレまくってますね。まるで今の与党みたい?)
明日から2日間、光和さんの展示会でカタリストのそばにこの浮遊する映像装置を置いてあります。是非ご覧ください。 ちなみに、この小さな装置自体をどうこう言うつもりはないです。この液晶面の前にレンズを取り付けて、数センチ先で焦点を結んだその技術に拍手なのです。
きっとこれは基礎技術になると思うのです。パイオニアさんは、やたらにこのFv-01の販売とか、この小さな装置でよりよい演出をとか言いますが、これは紹介用のサンプルだと思います。最終的には目黒にあるその他の装置を見れば、この技術の応用範囲がいかに広く、これは基礎技術で、その先にビジネスがあることがわかる。 残念ながら、うちはまったく商売につながりませんが、ただ心からこの技術を作った方々に賛辞を送りたい。ブラボー
カタリストによる変形スクリーンへの映像貼付けは写真の通り成功です。そしてまた、HDSDI4入力も問題なくうまくいきました。今回は、これをどうやって切り抜いたか?その変化をお見せするデモになります。どうぞご来場いただき、その方法論について理解してください。カタリストだとここまでできる。という強力な実例です。
それから、先にパイオニアさんのフローティングビジョンを展示するという記事を書きましたが、残念ながらカタリストによる出力ができず、またMedialonによる制御もできなかったため、出展を断念しました。同時にMedialonも出展をとりやめました。まことに申し訳ありません。今回はMedialonを使った効果的な演出が製作できませんでした。
Medialon製品に関しては、今後、カタリストとはまた別に展示したいとおもいます。
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