Show Technology2

トータルショーコントロール/(株)Mileruntechのブログ

展示会

巨大な映像の壁

6689fc7c.jpg 9000ピクセルオーバーの巨大な映像の壁を12台のプロジェクターでブレンディングして見せているブースはドイツのAVstumpflです。お膝元だけに、かなり大きなブースにさまざまな演出の展示がありました。 今回の展示会は映像業界からの出展が多く、エクストロンやクレイマーといったメーカーのほか、Christieなどの展示もあります。そして日本ではスクリーンメーカーのイメージが強いスタンフルですが、すぐとなりにあるAMXと同様、ショーコントロールのメーカーでもあります。 個人的な主観から、どうしても照明よりも映像に興味がいきますが、もちろん展示会の趣旨はプロライティングなので、客層は照明と音響が多いはずです。しかしこれだけ映像が多いのはLEDスクリーンだけでなくプロジェクションでも映像と照明が、ミックスしていることは疑う余地はありません。 2日目には写真がとれなかったPRGの巨大な展示でも、LEDの映像と照明演出が見事に昇華したステージ空間です。これはまた明日にでもレポートしたいと思います。

クリスティーも視線の先は同じ

1541b4b9.jpg イベント用のプロジェクターメーカーとして2大ブランドになるBarcoとChristieは共に、照明を融合させる方向性に変わりない印象がある。Barcoがハイエンドを買収したのに対し、Christieはザップテクノロジーのヨークを使って、写真のようなデジタルライト的な演出をしていました。 やっていることは単にプロジェクターを使った照明という感じで、ゴボやスポットライトのようなイメージをフロアに出して、LEDライトを加えたまさに照明の演出をしていました。 00a4ddb4.jpg 今回の展示会では、映像関連のメーカーも多数出展しており、照明と映像がかなり混ざり合う状況にあるのがよくわかります。写真のようなプロジェクターによるLightingというのは、アメリカのアカデミー賞で行われた手法のようなド派手なものではなくとも、そのうち定着するように思えます。

知る人だけが知るCatalyst

403f7997.jpg  Arcusが行ったように、Catalystにはこうした製品らしさを加味した新しい販売手法が必要なのだ。しかし、当の開発者本人がそれを好まない以上、Catalystはマーケティングの面では、こういうエンターテイメントのいち製品の位置づけからは脱却して、知る人だけが知るソフトウェアになったと言えるだろう。 ArcusでもTh2GやMACをオリジナルデザインのケースにマウントして、PandrasやHippoのようなデザインを作り上げているが、展示を見る限りすでに小さな存在であることは想像できる。これはソフトが悪いとかではなく、販売手法のやり方によるものだ。ハードウェアのパッケージを好む顧客の元へは、PandrasやHippoのようなわかりやすい製品らしさが必要なのだ。   Catalystをこよなく愛し、製品としてパッケージを作り、オリジナルマニュアルまでバンドルしてまで販売しているのは日本だけだ。

全盛期のHighendシステムズのような

7b4faf08.jpg  しばらくこうした展示会ではあまり派手な展示を見なくなったHighendシステムズの製品ですが、ドイツのディトリビューターArcusでは、全盛期を思わせるHighendSystemsらしさが満載の展示でした。  今ではBarco製品ということになるのですが、コンソールはすべてRoadHog,でインテラスポットやらDL3などが満載で、演出のデザイン的には完璧に昔のHighendという感じ。なぜかHighendの製品を扱うと、みんな雰囲気が似てくるんだろう。同じような空気感になるのは日本もドイツも同じ。 747f085e.jpg  8ポートのDMXノードに対し、ダイヤル1つでメインからバックアップに切り替え可能になります的な製品展示もありましたが、それはネットワークでやろうよ。と突っ込みたくもなります。それにしても見事にハイエンド社の雰囲気そのものですね。

複数の異なる分野にまたがる製品

2a62c0a4.jpg  昨年のPLASAで見たUVAのD3という製品。すでに国内ではヒビノさんが使っているようですが、このソフトのユニークな点はLEDマッピングとパンドラスボックスのようなビデオ出力補正だけでなく、さまざまなプロトコルを1つのタイムラインから出力し、ショーコントロールが可能なこと。まるでビジュアライザーソフトとメディアサーバーとショーコントローラーが合体したかのような製品です。 こういう複数のジャンルにまたがる製品は、扱いが難しいけれど、現実に映像や照明などすべての分野で深く混ざり合う状態は進行しているわけで、いつかそのうちすべてのセクションを1社で扱うような会社が必要になるのかもしれません。 UVAは元々インスタレーションのアーティストで、デザインを主体に考えた先にこそ生まれる製品だと思います。だからこそ、これを扱いこなすのはなかなか難しいのではないでしょうか?トータルなビジュアルデザインがなければ、これを使う意味はないし、その意味ではセットデザインと照明デザインと映像の演出すべてが混ざり合うソフトウェアという印象を持ちました。非常に現代的です。 (照明のプログラムは、ここで行うのは非現実的な感じがします)

DVI to 光ファイバー変換

7254b6d4.jpg  弊社の扱うFiberFoxケーブルは、映像セクションの方々に人気ですが、最近は照明の方々にも購入していただき、徐々にですが、浸透してきている気がします。今回の展示会では、このメーカーの方と会う約束もありました。わりと大きなブースを構え、FiberFoxだけでなく、さまざまな電源用のケーブルや変換などを展示していました。 d1930d75.jpg  相変わらず生産が追いついていないファイバーケーブルに関してはしばらく続きそうで、少し残念な話でしたが、これまでケーブルしか紹介していなかったこのメーカーの製品に、新たにDVIから光ファイバーへ変換する装置が登場したので、近々デモ機材を購入して、ご紹介したいと思っています。こういうエッジデバイスもまた、ご用意できることでトータルなソリューションを提供できるようになり、私もうれしく思っています。

RDMとsACNへの対応

8a5b332d.jpg  LuminexはこれまでADBなどの大手メーカーの現場、例えばオペラガルニエなどに採用されてきましたが、今回、正式にADBのカタログにも載ることになったそうです。これはADBがLuminexを完全に信頼したという事実であり、すでに彼らは、この分野のトップに立っていると言えるかもしれません。  さて、そんな話題だけでなく、テクニカル面でも、新しいノードのファームウェアについては、完全にsACNとArtnetの両方に対応しており、2つの異なるプロトコルのストリームをマージすることが可能になっています。このファームウェアは、近く弊社で運用テストをしてから、すでに使用している方々のノードをアップデートしたいと思います。 また、このバージョン4.1からはRDMにも完全対応しており、写真のLuminetMonitorを使うことで、すべてのRDMFixtureを自動で認識し、このモニター上からパッチを行ったり、異なるコンソールが使用している最中にでも、このモニターからロックをかけてリセットを行うようなことが可能です。 RDMについては、いろいろ異論があるかと思いますが、実際に実演してもらうと、非常に便利だとわかります。コンソールプログラマーに負担をかけずに、全Fixtureの管理をこのパソコンからエンジニアが行うことができるというのは魅力的です。 このソフト、相変わらずフリーなのですが、さすがにこれだけいろいろできると、ただで使われてしまうだけなので、このRDM機能についてはLuminexのノードを通してしか機能しないようにブロックをかけています。また、基本的な機能ですが、ノードを自動認識したあとそれを表示しますが、これをダブルクリックすることで、ブラウザーが開いて設定画面が開くようになりました。これもようやくですが、できた。 こちらから、すでに数多くのリクエストを出していますが、彼らは約束を守り、一歩づつ前進していると言います。すばらしい仕事に感謝したい気持ちになりました。

Luminexの最新情報

f3a2820c.jpg  まずは弊社の取り扱い品から。Luminexの新製品です。 初日にホテルに着いて一人、スーパーマーケットを探して歩いているところに、偶然出会い、曰く「運命的だった」と話すLuminexのProject&ProductsマネージャーのFabriceが日本からのリクエストに応えたという2ポートの小型ボックスタイプのノード。これはトラスタイプとともに、背面の4つの穴をねじで固定することで壁に埋め込むウォールマウントも兼用しており、これまでラックタイプのせいで今ひとつ使い道が見いだせなかった2ポートノードに光を与えてくれそうな製品。
プロフィール

mrt_usami

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ