先週、機材レンタルを行っている照明会社さんに、そういえば、直接お話をしたこともないし、もしかしたら光ファイバーとかその手の製品に興味があるだろうか?と想像し、デモをしたい旨を伝え、伺ったのだが、かなりするどい指摘をいただき、そこにはまったく必要がなかったような印象を受けた。

 まず第一にレンタル会社のお客さんが、照明器具は借りたとしても、光ケーブル指定でお願いしますとは言わないだろう。単に動くようにしてくれというだけである。
次に、光ケーブルを利用する現場というのは、ケーブルを延長する距離が何百メートルにも達するような現場であって、毎回そういう現場になるとは限らず、通常はCat5eのケーブルで問題ないのかもしれない。この点については、わざわざ光にメディア変換しなくても、Cat5eでも同様にイーサ化は可能だし、光にすることでメディアコンバーターまで必要になるのはコスト高になりすぎるということ。

正直、2年前にFiberFoxのケーブルを見つけた時は、心から感動し、多くの人の問題を解決できると思ったのだが、実際には、照明さんも電飾さんもすでになんらかの光ケーブルを導入済みかまたは、今回の例のようにまったく必要がないかで、残念ながらFiberFoxは投入時期を間違ったのかもしれない。本当にいいケーブルなのだが、いい製品だから売れるわけでもない。タイミングは重要なのだ。どうやら照明分野では、あまり必要がなかったようである。

しかしながら、FiberFoxはDVIエクステンダーとして、一部の映像さんの間でご好評をいただいてるので、無駄にはならなかったと思うし、また一部の照明さんにおいても、ツアー等でご利用いただき、高い評価をいただいているため、決して悪い選択ではなかったと考えてもよいのだろう。

さて、そんなわけで、今後のFiberFoxの販売チャンネルは、特定のチャンネルに固定する予定で、今のところ、照明業界向けには、富士ライト商事さんと、映像業界向けにはシーマさんを通して販売していくつもりです。(劇場等向けにはメーカーさんを通しての販売です)