Catalyst2012

また映像の話です。最近、Catalystに関する問い合わせや業務が増えていることを受けて、Catalystの需要が高まっている。というお話。

ヨーロッパではツアー現場においてCatalystの需要は高いです。(Luminex社の情報)加えて劇場での使用率も実は非常に高い。こちらの情報はあまり外へ出ないが、これも正しい。(UKのCatalystプログラマーの情報)もちろん他のMediaServerの使用率も高いですが、ここではあえて触れません。当然といえば当然ですが、よそ様の製品の話はしないほうが無難なので。。

最近、日本でもCatalyst指定の外タレ現場はよく聞く話で、そこからもCatalyst人気の高さを感じ取ることができる。そして日本では、すでにCatalystプログラマーが数多く活躍している状況があり、その良さが多くの人に認識されてきているのではないだろうか?とまあ、こう書くと、販売側という立場が故に、どうしても宣伝ととらえられがちですが、そういう立場を抜きにして自分も単あるファンだと思う。これ自体をコアビジネスにしているわけではないし。。

さて、当初、世界的に有名な照明機器メーカーから販売されたCatalystだった故、当時の派手な宣伝などで広まった印象がそのまま残り、その頃と比較してひっそりしてしまったために、おそらく多くの日本の業界人からは、カタリストは終わったと思われてしかるべきだろうと思う。昨年、フランクフルトで、Catalystの販売もやってると話すと、ヨーロッパの他のメーカーや業界の人からCatalystってどうなったの?とかまだ続いてるの?と聞かれるくらいだから、日本の舞台関係者の人たちが皆、そう感じても自然かもしれない。

しかしCatalystは元気なのである。コアなファンを獲得し、凄腕のプログラマーたちの熱烈な応援で、マス広告を大量にばらまく巨大な企業に販売を委ねなくても、現代の個と個が直接つながるソーシャルネットワークなどにより、ファンを拡大している。まさに現代的な広がりをCatalystはしていると思う。もちろんその熱烈な支持を受ける理由は、Catalystがすばらしいソフトだからに他ならず、そのきわめて安定した動作と映像クオリティーの高さ(これはクイックタイムテクノロジーによるところが大きいが)には非常に安心感があるが故、多くのプロが選択するのだと思う。

 昨日、CatalystのVer4.5はありますか?という問いがありましたが、現在のVerは4.4です。そしてこれがカタリストらしさというかリチャードらしさでもあるけれど、現場のニーズに合わせて、カスタムデザインのバージョンをこっそりその人だけにわたしたりする。(特にXLVideoは最新Verをもってる)
そしてず〜っと前からアートネットで動くし、ピクセルマッピングもできて、4kサイズのファイルを再生する能力を持ち、マトリクスアウトのような概念のマルチレイヤー、マルチアウトの機能を持つ多機能なソフトウェアなのです。

今後、起こりうる事は、Catalystプログラマー(MediaServer)の不足と、そのスキルを持つ人材の価値上昇だと思う。昔のムービングライトオペレーターのようなユニークな存在になるのじゃないだろうかと自分は感じています。B社のアンコールとCatalystの操作技能に加えて、なんらかのDMXコントローラーが使えて、デザインに深く関わる映像出しができて、映像編集のスキルをもつ人。そんなイメージです。当社はそういう人を応援したいです。