18日、InterBEEのチュートリアルセッションで話をする機会をいただきました。
人によっては、まさか、私のような無名のしかも、単に機材を販売している小さな会社の経営者が、登壇して話をすることなどあるのだろうか?と思ったかもしれないし、また、人が集まるのか?また、ちゃんと話ができるのか?といった不安などあったかもしれませんが、それなりに席は埋まったし、また午前の部の方と異なり、ジャスト90分内で収めたし、言いたいことも言えました。

(実は、私セミナー慣れしてるんで、どれだけ多くの人の前だろうが、自分の分野であれば、緊張もせず、え〜あ〜う〜のようなつまりもなく、きっちり話できるんです。時間内で)

 私も正直、万人受けするタイプではないのですが、それでも私の話は、自分なりに分析した内容で、間違いはないと自負しています。きっと、近い将来ですが、ショー演出空間(劇場も含む)においては、各種機器の制御システムのインフラがネットワーク化され、それはリングトポロジーやメッシュトポロジーなどのリダンダントシステムが組まれ、その上でショーを司るさまざまなプロトコルが運用され、ショー制御のためのシステムが組まれることでしょう。

 つまり、今行っている照明のための制御用ネットワークは基礎であり、やがて照明だけでなく制御用のネットワークとして、それらは運用される。それ故、劇場等のネットワークにはリダンダントシステムが必要で、また運用する技術者にもネットワークスキルが重要になるという論旨です。

 今回のチュートリアルでは、ネットワークとその技術の基礎というテーマであったものの、最後には、そういう話をすることができ、我が社がどこへ向かっているかを披露することができました。これは種明かしです。

いろいろと自分の中ではハプニングもあり、セッション途中は淀む場面もありましたが、まあ、そこはなんとか切り抜けましたね。誰も気づいてないようでしたので、結果的には成功だったと言えるでしょう。InterBEEの事務局の方からも、そのうちまた機会があるでしょうとのお話でしたし、いつかまた、次の自分の研究結果を発表したいと思っています。