今、時間は夜中の3時ですが、つい数時間前、ぼくはCatalystの開発者Richardと食事をしていた。
彼はあまりおしゃべりが好きな人ではなく、華やかなPLASAのような世界がきらいで、会場に顔を出す事などありえない。そもそも電話にもあまり出ないという点で、彼と会う事はかなり難しいのではないだろうか?と想像してしまうが、なぜか自分はいつもタイミングよく会う事ができる。幸運である。

そんなRichardが作るCatalystの話題は、そうした理由から常にWeb上で語られるGeekたちの話題が中心になってしまうのは仕方がないが、長らくwith Lionについての話題はあまりいい話がなかったと思う。そしてまた、Richard自身もAppleに対して否定的な意見をWeb上に載せていたせいで、まるでCatalystはこのままLionで動かないかのような印象を与えてしまっていた。

確かに、こうした情報操作というかマーケティングについてCatalyst、いやRichardはまったく興味がないというか、情報を出していこうという姿勢でないことが問題ではあるが、それこそディーラーである自分の役目なのかもしれないと感じている次第です。

 さて、そんな私の不安を払拭してくれたのが、彼が新しいバージョンだというCatalyst、確かにMACOS 10.7で動いていた。しかもスムーズに問題もなく。。
Richard曰く、Catalystのような製品については、テストにテストを重ね慎重に対応していかないと一瞬で信頼を失いかねない。だから新しいバージョンのリリースはどうしても遅れがちになる。これはもちろんAppleの事前予告もなく「いきなり新しいOSを投入」というスタンスのせいでもあるけれど、こうしたコンピューターのリスクは、PCやリナックスでもあるだろう?と彼は言う。

 もしウインドウズやリナックスだったとき、そのハードウェアの構築はディーラーに委ねられる。それらのサポートが本当に可能だろうか?100を越えるだろうさまざまな製品の組み合わせにベストな答えが導きだせるだろうか?すでに完成された製品であるMACをプラットホームに持つ事はそれらのリスクに対する応えにならないか

いやその通りである。そんなことはすでに自分は理解しているはずであり、それこそ今まで自分が語ってきたカタリストの売り文句そのものではないか。なぜ今、そんなことで悩んでいたのだろうか?自分は遠い昔、カタリストを信頼し、その圧倒的パフォーマンスに感動した一人だったはずである。これまでに何度もOS刷新という荒波は越えてきたのだし、今回も越えられないはずはない。そして今、またRichardは新しい機能を搭載したCatalystを3ヶ月ほどしたらリリースすると言っている。われわれは今、しばらくそれを待つだけでいいのだ。