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 最近、施工された店舗の内装で、HDモニターをつかったデザインがあり、そのモニターへの映像送出をカタリストで行うこととなり、設置に伺いました。(実はまだ完成じゃないんですが。。)

Catalystに求められた条件は、さほど多くありません。まず1080Pの出力を2系統出せること。そして3840×1080の動画が再生できること。この2点です。

当初は、HDの映像を右と左に分割して2ソースを同時再生して全面に出力しようとしたみたいですが、それがうまくいかず、それを可能とした Catalystに出番が回ってきたのですが、カタリストでやるなら3840×1080の動画1本を作ってこれを再生しようじゃないかとなり、テスト用の コンテンツだと30フレームが出たので、この方法でいくことになりました。

モニターはアーチ状に配置されているため、センターエリアの画は必要ないです。そのため動画全体では1920×1080が横に並んだような大きさになりますが、動画として必要な部分は上部と左右の柱の部分のみで、動画ファイルとしてはかなり軽くなるだろうと予想しています。

使用したMACは8コアのノーマル。グラフィックボードも変更せず、コンテンツ用のSSDだけを追加しました。モニターはNECディスプレイソリューションズさんの製品ですね。かなりきれいです。
今回のケースでは、デジタルサイネージと言うより、装飾とかデザインのような印象の使い方ですが、こういうのは非常におもしろいですね。是非、増えて欲しい施工例です。