d07f5c22.png  残念ながら今回は展示を見送ったShowMasterPro。実はこの装置はArtnetのレコーディングができる。 しかもマルチユニバースを同時に記録し、それを1タスクで再生できるという優れもの。もちろんシリアルデータもMIDIもまたレコードできるので、記録した後、これを再生なんて言うことが簡単にできてしまう。 MIDIはレコードしなくてももともと出力できるので、なんてことはないしシリアルコマンドもレコードしなくても、ポートがあるのでどうってことはないが、アートネットレコーダーはかなり便利になる。 DMXレコーダーはたいがい1ユニバースしか対応していないので、マルチユニバースを扱うことになると断然、この装置のほうが便利だし、コストもわりと近い金額になる。 そしてまた、タイムコードの入力も出力もできるので、ショーコントローラーとしては完璧な装置だと言える。このArtnetレコードなんて機能はシリアルを主に扱う映像さんからするとふ~んで終わりそうだけれど、時間軸も含めて再生している手順をそのままレコードできるのです。カタリストをコンゴでオペした内容がそのまま憶えられるのですから、これは設備のシステムに組み込むときはかなり便利なんです。 また、タイムラインタスクを好きなだけ作れるところも便利だし、パネルソフトウェアというタッチパネルのソフトも無制限に接続できる点などからすると、かなり大規模なシステムもまた、マルチタスク実行をかんがみると、いけてます。例えばホテルの宴会場の部屋を切り分けた場合でも個別に制御できるところなど。。 今回は、この装置の代わりに、ほぼ同じ機能をもつマネージャーソフトというソフト単体を展示しようかと思います。マネージャーソフトもまたレコード機能などショーマスタープロ以上のものが作れます。 今回は展示を見合わせたものの、来年はいくつかの案件に取り入れてもらっているので、デモ機を購入できるかもしれない。来年はこいつが主役かも。。。