b4b26900.jpg  長い事、放置していた光ファイバー製品について、詳しい解説を弊社サイトに掲載しました。 ファイバーフォックスケーブルの解説 すでに一部の照明会社や電飾関連の企業で、照明制御信号の伝送にさまざまな光ファイバーケーブルが活用されているようです。おそらく多くは国内の中継用ケーブルとか、オプティカルコンなどがついたケーブルなどですが、実はこれら多くのケーブルで採用されるコネクターは、挿入角度によるリンクロスや中心軸のずれを防ぐためのもので、接触摩擦による問題や表面の汚れによるリンクロスは考慮されていない。 詳しくは弊社サイトの解説を読んでいただければわかりますが、ファイバーは互いに接触させないとギャップがあってもロスを起こすので、接触させる。しかしそれ自体が問題になるとは、なかなか取り扱いが厳しいものです。  昨年、新国立劇場に設置された弊社のSRSを広く一般の照明会社に販売するにあたり、私は長い間、光ファイバーケーブルとコネクターを探していました。これはもちろんツアー等の過酷な環境で使用できるシステムという意味で、当初、オプティカルコンを採用していたLuminex社にも、もっといい製品はないか?と再考をうながし、1年近く探して見つけた意味では、非常に感慨深い製品がFiberFoxです。 Luminex社の社長と互いに、こりゃすげえ!と言ったのはやはりレンズテクノロジーであり、また頑丈なケーブルにも感動しました。そしてまた、多くの人が高価だと思い込んでいるこの手のケーブルも、実はDMXのマルチスネークとさほど変らないという事実を多くの人に理解してもらいたいものです。 昨年の今頃は、私も自信をもって紹介できる光ファイバーがなかったこともあり、カッパーケーブルを延長する方向でご案内した例もありましたが、今年からは間違いなく光ファイバーがベストだと言えます。ケーブル同士を接続しても伝送損失がないファイバーフォックスなら、50m単位で作っておいてもいいでしょう。 うれしいことに、このケーブルは4コアのものもあり、WDMのマルチ波長のコンバーターも用意されているので、映像系の方にもご紹介できるでしょう。テクノロジーに敏感なこのサイトをご覧になる方なら、これらがいかにユニークなソリューションかご理解いただけるものと思います。