AppleとAdobeの間で亀裂が深まっています。AppleはFlashの不安定さ故にMACがクラッシュするため、Appleでは今後、Flashはサポートしないと言い、AdobeはAppleなどなくても発展していくと言う。 すでにAppleはコンピューターだけでなく、スマートフォンの世界もまた音楽やソフトウェア配信の仕組みまでおさえ、アップルという大きな囲いを作っており、その意味でクローズドな世界観を感じてしまいます。 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1004/30/news029.html  個人的には、このAppleの選択は理解できるものの、Appleが目指している世界観とともにコンピューターというものが大きく変化をはじめた今に関して、不安感を感じてしまったりする。  iPhoneからはじまる新しいユーザーインターフェースの登場は、スマートフォンの世界だけに収まらないことは、誰もが理解していた。それがiPadという形で出てくることも大体は予想できたし、その通りの世界になったとも言えるのだが、この流れは、これまでのパソコンという形、スタイルを大きく変えてしまうかもしれないもので、そうなったとき、パソコンというコンシューマー向けに安価で流通しているものは今の形とは大きく変わったものになるだろうと思う。つまり一般の世界で言うこれまでのコンピューターはiPadのような装置に切り替わってしまうかもしれない。 その結果、Appleのマッキントッシュのようなコンピューターは特別な装置というポジションとなり、一般で販売されなくなるのかもしれない。最近、大手の量販店で行っていたMACの通販が停止されたことを見ても、Appleが今後、マッキントッシュを主軸に捉えておらず、すでに新しいビジネスモデルに移行していることは理解できる。(MACの販売は突然、通販ではできなくなった)http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100426_apple_disappear/  この一連の動きは、Appleはすでにコンピューターというコモディティー化した分野からは距離を置いていて、MACのような製品はビジネスの中心にないということだと思う。MSのように古い世界で抜け出せぬ迷路で立ち尽くすのではなく、新しいビジョンを掲げてつき進むAppleのすごさを感じてしまう。そして同時に自らパーソナルコンピューターの時代を作り出した本人が自らの手でまたそれを破壊してみせる行為に戦慄すらおぼえる。