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 またもユーザーからの情報提供。意外なところで活躍するカタリストです。

 斜め45度の位置から照射した映像のキーストーンに活用されたそうです。カタリストは、レンタル機材とかメイン商品と言えるような装置ではないですが、さまざまな現場でしっかりと映像ツールとしてまた、演出システムの一部として活躍しています。使いこなせば、それがいかに便利かを多くの人が実感してるようです。  

 カタリストのようなソフトウェアは、ブランドとか製品としてマーケティングするようなものではないと思う。今後も導入したそれぞれの会社のテクニックとして存在し、表にあまり出てこないかもしれない。それがどうやって出力されたかは、顧客にとって無意味で、出てきた映像や演出がよければそれでいい。もともとメディアサーバーという商品ジャンルはそういう性質で、大型装置のように導入しただけで、すごいというものではなく、それを使いこなし、ユーザーが自分の技術として自然に活用することで大きな効果を生む。そんな基礎技術のような地味なもの。  

 数年前にメディアサーバーというジャンルを煽り、大げさなマーケティングを展開したこれらジャンルの製品群ですが、もうすでに世界的に熱狂は終わって定着した感がある。個人的には2008年の後半に熱狂は終わったと認識していて、2009年が定着の時期。今年はどう使いこなすか各人のアイデア勝負又はコンテンツ勝負だと考えています。