bb25f714.jpg  カタリストの販売を開始した2007年当時、HDDの速度がボトルネックになり、どうしても高画質な映像を複数、再生することが困難だった。この頃はSATAのHDDをレイドにしたり、メモリーを多く搭載して仮想ディスクを作ったり、いろいろ工夫したものの、いい結果は出なかった。 そして、そこに現れたのが、当時、世界最速と言われた韓国MtronのSSD.リードタイムは120MB/sといったもので、普通のHDDよりも断然、反応が早く、これからのコンテンツ用ディスクは、SSDで決まりだ!とカタリストを知る人は、皆そう思ったのだった。しかし、容量は32GBで、値段も10万以上するなど、敷居が高かったのは確かで、翌年のInterBEEの展示では、「何、バカ言ってるんだ」という反応をされたりもした。  ただ、それでもその効果は劇的で、SSDを搭載したMACでは、再生する映像の質もまたその滑らかさの点でも、普通のディスクとは比べようもないほど向上したのだ。カタリストをプロが使う映像装置ととらえるならば、これを選択するのは当然だと思えた。あとは値段がこなれてくるのを待つしかない。とそう思っていた翌年には、もうOCZから4万円 台のディスクが登場し、あっという間にSSDはコモディティー化していくのである。このあたりの普及度合いと価格の下落は、こういうコンシューマー製品にはかなわない。  そしてそのSSDは今や300MBオーバーのリードタイムになり、値段は4万円台、容量は128GBの時代になった。 このクルーシャルのディスクは、シーケンシャルリード355MB/sです。これは驚きです。ここまで早いとHDは軽々3~4ソースながれるのではないでしょうか?試してはいませんが、かなり早いディスクだと思います。しかも4万円程度の価格でこのスピードと容量。この進化度合いは驚異的です。 http://www.clevery.co.jp/eshop/g/g2100223317195/ カタリストの利点は、こうした技術進化をすぐに受け入れる事ができる(MACを使用するため)その結果、そのパフォーマンスは常に向上していくことになる。元々カタリストのパフォーマンスはハードウェアがボトルネックであり、それを解消していけば、ソフトは無限の可能性を持つ事になる。これからも楽しみではないですか?やがてカタリストもV4.3 V4.4と新しくなっていきます。やがてV5の時代になるかもしれません。まだまだ続く未来に期待して、これからもカタリストで多くの人に驚きを与えていきたいです。