Show Technology2

トータルショーコントロール/(株)Mileruntechのブログ

2011年12月

原点回帰と来年の抱負

2011年がまもなく終わろうとしています。今年はいろいろなことがありましたが、今日、久しぶりにお芝居を見る機会があり、少し考えさせられるシーンに出会いました。

「過去は変える事ができないのだから後悔しても無意味、そして人生は一回きりしかなく、ならば今の自分の人生を楽しまないと」そんな感じの台詞があって、まさにその通りだなと感じる次第です。

今年、マイルランテックは、社会的に大きな出来事の影響はあったものの、お仕事そのものは想定した通りに進んでおり、順調と言えるのではないかと思っております。確かに計画通りには進まない事も多々ありますが、成長は続いていると実感できた年でした。

 来年にはまた一人、新しい人材が加わる予定ですが、こうしてより多くの優秀な人たちとともに、夢に向かって進んで行きたいと願う今年最後のブログです。今週、いろいろなジャンルの方々とお話をする時間をいただいて、そのたびに反省したり、迷ったり、心がゆらいでしまいますが、そういう迷いが出る時にこそ原点回帰であろうと思います。そんなわけで、先の台詞にあるような、自分自身の選択で今があり、過去を変えられないなら、今を大事にするしかなく、自分のやってきたことを後悔することなどない。自分がいいと思ったことで、顧客の問題解決を行いたいと、真面目に思っています。

 マイルランテックが、何をする会社かと原点を問い直せば、やはりネットワークシステムや制御システムに特化した業務を展開する会社であり、それらシステムを使ってユーザーの方々の問題を解決する仕事です。来年もまた、われわれは照明、映像を中心にトータル制御のためのシステム作りと、それによる顧客の問題解決を目的として、努力をつづけていきたいと思います。今年1年、多くの方々にお世話になりました。来年もまた、よろしくお願い申し上げます。本日、すでに11時になろうとしていますが、今日はこれで業務を終了します。また来年、おもしろいことを見つけ、いいニュースを皆様にお届けします。それではよいお年を。。。






イノベーションの拡大のしかた

メイキング

 最近TVで見かけるCMの撮影は、「実はCatalystを使っているんですよ〜」とユーザーの方から連絡をもらったのはずいぶん前ですが、そのメイキングビデオでは確かにばっちりCatalystの画面が映っていて、「おお〜本当だあ」という小さな感動がありました。

http://www.jp.playstation.com/psvita/movie/

この会社の方々の場合、もうかなりのオペレーター数を有しているようで、MediaServerの浸透具合も他社と比較して特別なのかもしれませんが、昔からイノベーションと呼ばれる事って、静かに広がっていく傾向が強く、いつしかそれが大きなシェアをもっていたり、スタンダードへの道を歩み始めるというか、多くの人がそれに気づいた時には、それはもう遅いということになっていたりします。

 さて映像業界において、この例にあるような撮影とか、展示、常設の施工現場などで、今以上にCatalystの可能性は広がるとは思いますが、そこはすでにほぼすべての映像さんは気づいているし、MediaServerの導入も進んでいるようなので、いまさら言う話でもないです。そして、これらソフトウェアがスタンダードな機材に発展していくには、オペレーターというかプログラマーの存在にかかっていて、それをどれだけ社内に抱えられるか?というのは重要な要素になるだろうというのも、誰もが理解している事実。。しかし結局ツールとして使いこなせるか?という意味では、どんな素材(ツール)も同じなので、MediaServerだけが特別ということではないのかもしれません。

 そこで注目したいのは、LIveエンターテイメント分野における映像の関わりについてで、そこでは必ずリアルタイム制御が求められる上、MediaServerの使い方が大きくビジュアルデザインに関わるという点がおもしろい。。これがすごくイノベーション的な要素になると思うのです。

デザインに関わる映像という点では、LED装置のような造作に関わるほうも確かにイノベーション的かもしれませんが、ライブ空間におけるデザインは、単に映像送出ではなく、音に合わせてまたは役者の動きや全体の演出に合わせてリアルタイムに魅せる「変化」そういうライブな作り込み作業が、ビジュアルデザイン的で、また舞台照明的で、よりオペレーターのイマジネーションに依存する部分が強く、施工のように、すでに完成されてそこに置かれたものではなく、シーンに合わせて変化していく点が大きく違います。自分は、こういうのが、ライブ映像の分野においてはイノベーションだと感じているのです。










MACminiの可能性

IMG_1766

 コンピューターパフォーマンスの進化は、ムーアの法則のとおり、今も止まらず続いている。コンピューターハードウェアの現役期間は3年も続かないというのも言い過ぎではない。本当に2年くらいすると、かなり古くさい感じになってくる。コンピューターの寿命は短いのである。しかし、その早い進化のおかげで、これまで無理と思えた魅力的なソリューションが突然、生まれたりするのは、歓迎したい。そしてその驚異的な進化が今も指数関数的な速度で続いていることに感動します。

 弊社では、これまでMACPRO以外のハードウェアについて、Catalyst用には非力なマシンということで、対象外と見ていたのですが、最近それを改め、現場によってはMACminiやMACBookProもCatalyst用プラットホームとして検討してもいいかもしれないと考えるようになりました。

特に、MACminiは、あの大きさでありながら、Th2GやDh2gが使える上にアウトプットは2つあるため、2〜3面の出力を得ながら、制御用画面も設置できます。テストした結果から言える事は、スケーリングやX/Yの変化時はかくつき感があるものの、単一の映像をフルスクリーンで再生する分にはまったく問題ないレベルにあるという感じです。再生するソースが1つないしは2つ程度で、補正したサブミックス出力内でフルに表示する程度のことなら、MACminiは最高にコストパフォーマンスが高い。こういうのは、常設の演出に最適なソリューションになると思います。

この結果はGPUの進化によるところが大きいのですが、サンダーボルトのようなインターフェースが普及してくると、複数の映像再生も楽にできるようになるかもしれませんし、またこのスピードで進化が続くと、やがてはMACPRO並みのグラフィックパワーがMACminiのような小さなマシンで得られる日も来るのだろうと思います。そうした進化を考慮してマシンの運用を考えようかと考える今日この頃です。





トリプルSSDのレイド

Triple ssd

  愛用していたCrucial のSSDがモデルチェンジして、以前買っておいた在庫のC300が、行き場を失ってしまったため、2009年型MACProに入れてトリプルSSDのレイドにしました。若干、今時128GBという容量の少なさも気になりますが、もうしばらく使えると思います。いや、そういうことにしておこう。(今なら256GBを入れますねきっと。。)

写真は、HD素材(AICコーデック)を、そのSSDで再生した状態ですが、6ソース同時再生で30FPS出ています。しかし7ソース目に若干のフレーム落ちが起きてきます。正直なところ、今時、HDサイズでは誰も驚かないか?という結果でもあり、またSATA2.0だとレイド効果もこれが限界かとなりますね。

ただ最近、思う事の1つにHDDの3.5インチってやたら巨大に感じるから、そのうち2.5インチが標準になるかもという事。それに関連して、未だ見えてこないMACPROの新型ですが、もしかするとHDDはすべて2.5インチのSSDになるんじゃないかと予想します。HDD小型化トレンドっていつの時代にもあるような気がする。。








MK1シリーズのアップデート

IMG_1770

 以前から、古いDMX8をお使いの場合でも、ファームウェアのアップデートで、現行のMk2シリーズと同じ機能が手に入りますよ。と言っておりましたが、かなりの時間が経過していまい、すでに忘れられているかもしれません。しかし、ようやくですが準備できました。

写真はメンテナンスに持ち込まれたDMX8のトラスタイプですが、ファームウェアをアップデートし、Verは4.1.3になります。ブラウザーの画面は日本語対応になるほか、sACN、Artnet, RDMのすべてに対応します。

現在、ランニングテスト中ですが、特に問題もないようです。このファームウェアによる新しい機能の提供というのは、こうした機器の特徴であり、また大きな利点ですね。





MIDIのルーター機能

MIDI Rooter IMG_1763

 Catalystには入力されたMIDIを別のポートにルーティングする機能があります。それがRouter機能です。これまでは、使う用途が思いつかんなと、思っていたのですが、ようやく出てきました。

この機能は入ってきた信号を特定のポートを指定して出力するもので、複数の入出力をもつMIDIインターフェースに、入ってきたMIDI信号をルーティングすることができ、MIDIスプリッターのように使うことができます。

最近は、MIDI分配器なんてものは、あまり見かける事もなく、さらにはMIDIインターフェースも少なくなった気がします。そういう意味では、いい製品をみつけるのが難しくなっていますが、ローランドやMaudio等の製品を使い、こういう機能を活用して複数のMACにMIDIを分配して、うまくカタリストを制御したいところです。

正直、MIDIってまだ使うもんなの?という問いもあると思いますが、手軽で装置も安く手に入る上に、普及度の高さでは、MIDIは便利なプロトコルと言えそうです。そろそろOver Etherを考えんといかんなと思う今日この頃ですが。。






DVIの出力をそのままレコード

BM shuttle IMG_1762

 ある仕事で、どうしてもCatalystの出力をムービーとして保存したいという要望があり、それには単純に映像編集のごとく他のPCにキャプチャーすればいいではないの?と応えていたものの、そうではなくもっと単純にレコードする方法が必要なんだと言われ、「いや〜そんな装置ないですよ」と、半ば諦めムードが漂っていた時、ある設備映像の会社さんから、「こんなの見つけたよ」と教えてもらったのが写真のブラックマジックHyper Deck Shuttle

 これは優れものです。MACのDVI出力の間にこれを入れてからモニターなどをつなぎます。映像出力はそのままスルーで見えていて、レコードボタンを押すと、その出力を出しつつも、シャトル内に搭載する2.5インチSSDに10bit4:2:2の非圧縮映像として記録してくれます。

この動画は、SSDをPCにつないで、Finalcut 等で編集して書き出せば、動画として人に配る事もできるし、カタリストの場合なら、出力補正などを行った変形出力を完パケの映像として記録でき、他のプレイヤーで再生できることになります。(これは非常に便利です)

照明的に言うと、まるでDMXレコーダーみたいな便利さがあります。最近のブラックマジックは、すごいですね。おもしろい製品を出してくる。こういう、あると便利だけどないなあ〜的なものが、数多く揃うのがいいですね。


Catalyst Lion 対応のバージョン解禁

すでに知っている人は知ってると思いますが、Lion対応のCatalystは10月には公開されていました。
しかしながら、Active silicon社のボードはまだ動作せず、また新しい機能もないということで、しばらく様子を見ていたのですが、そろそろないと困るなあ〜という声に押され、Richardに相談したところ、このバージョンで問題はないとの答えをもらい、使用を解禁することにしました。

*アクティブシリコンのボードを使いたい人は、まだ動かないのでご注意を。。

弊社サイトでダウンロードできるようにしました。
バージョン名は、Catalyst Ver4.4 m364 です。

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