Show Technology2

トータルショーコントロール/(株)Mileruntechのブログ

2011年08月

映像配信

つい最近知る事となったクラウドコンピューティングを利用した映像配信システム
クラウド上というか、要はどこかのサーバーにコンテンツをアップしておけば、世界中のどこからでもそれをダウンロードし、専用のソフトがメディアプレイヤーとなってMACminiなどが自動再生してくれる。そのスケジュールなどをブラウザーベースで設定できますよ。という仕組みらしい。

しかし、これはすべてMedialonで可能な事で、特別なことじゃないと思う。たしかに汎用コンピューターを利用する点は特別かもしれないけれど、MedialonにもMIP-HDというメディアプレイヤーがあり、動画でもイメージでもHTMLでもパワーポイントのデータですらも再生可能なため、その再生機能の汎用度は高いと言えるのではないでしょうか?

そして、コンテンツのアップロードはローカルでもクラウドでも、コンテンツを格納するフォルダーからFTPクライアントで、Medialonショーマネージャーソフトを使い、個々のマシンにアップロードできます。専用の管理画面を作れば、アルバイトでも簡単にコンテンツを任意のマシンにアップロードすることが可能です。また、再生スケジュールについては、個々のプレイヤーにあるスケジュール機能を使うか、又は、マネージャー側で一元管理もできます。

これはすなわち、Medialonを使うことで映像配信のシステム、(例えばサイネージなどの)が構築できるということで、再生装置はMIP-HDでなくても、Catalystのような特別な再生装置でもOKです。

クラウドとかにこだわるならば、データを格納するサーバーをデータセンターに置いて、その間でVPNを組んでしまえば、全国各地の店舗から同じコンテンツにアクセスできるわけです。簡単ですね。




舞台における照明と映像に効果的なインフラ工事

最近、とある放送業界の方からいただいたテーマは、まだ多くの人が意識しない内容でありながら、非常に重要なテーマになりそうな予感がしています。それは映像という独立したセクションの確立につながる話でもあると思います。

 劇場空間において、今後もさらに映像セクションの地位が重要なものへ変貌していくことは間違いありません。そして今や映像の効果は照明と非常に密接であり、劇場のシステムを構築する上で、映像と照明を意識したインフラ工事というのは今後、重要になるだろうと考えられます。

 通常、プロジェクタールームというのは、映写室などと呼ばれ、正面から舞台のスクリーンに映像を照射することだけを念頭に置いたものでしかなく、センターにはでかでかとプロジェクターが設置され、それを制御するコントローラーを置くとか、人がそこでオペレーションするような構造にはなっていない。当然ながら、音響卓と照明卓はあれど、映像卓を設置した劇場などはなく、単にプロジェクターがあるだけのような状況です。

 さらには、リアプロジェクションの位置やフロント位置、ギャラリー、シーリング、ブリッジ等に映像を配信するようなインフラはなく、正面のブース位置から映像を配信するようなシステムは存在しない。しかし、これからの映像というのは、フロント位置やリアプロジェクション、そしフロント位置のプロジェクターの映像などがすべてつながるマルチスクリーンとなったり、そしてそれらを照明効果としてとりいれたり、またはセットデザインの一部にもなり得る。おそらく今後の劇場では、そういう演出が増えて行くのだろうと考えます。

 もちろん、まだまだ、そういう事例は少ないかもしれないですが、ある劇場で、海外からくる公演のために、光インフラを用いて、映像配信のテストをした際、この映像を意識したインフラというのはすごく重要になるだろうなと感じた次第です。

 未来の劇場のプロジェクタールームには、もしかしたら、MediaServerのような装置やそれを制御するコントローラー、スイッチャー等のシステムが必要になり、仮設ではなく、常設として光ケーブルによるセンタールームからの各所への映像配信が可能なシステムは、本当に必要になるだろう。その意味で、今、このテーマが与えられたのには、いいタイミングだなあと感じる次第です。






野外コンサートの事故

金曜日、Luminex社長とスカイプしてたところ、野外コンサート事故の話が出ました。
社長の住む街Hasseltで毎年開催される大きな野外音楽フェスティバルだそうですが、あののどかな街に欧州各国から6万人も集まるというのには驚きです。

 そんな大規模なコンサート会場で、突風により会場に設置されたトラスなどのステージが倒壊して、死傷者が出たという話でした。後でTVニュースを見ると映像が流れていましたが、完璧に全壊したような映像。そして同じような事故はアメリカでもあったようで、野外におけるコンサートステージの危険として、急な天候変化には、改めて注意したいところです。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110819/erp11081923250011-n1.htm

http://www.youtube.com/watch?v=PPA9q8lq9IQ&NR=1

 映像を見ると、ベルギーの会場は、三方を囲って天井にテントを張った海外によくあるボックス型のステージでしたが、アメリカのほうは、四隅に細い縦トラスがあり、囲われているというよりオープンな印象で、もしかするとグランドサポート型のルーフ全体がモーターでアップするタイプのステージだったかもしれない。しかしどのような形状であっても、風速30mとかの突風になると、たとえ瞬間的なブローだけでも、かなり危険なことになるのじゃないかと想像してしまいます。まして風をもろに受け止めることになるステージ背景にLEDスクリーンなどがあったりすると、風が抜けないため、ステージ全体に力を受けてしまうのでしょう。

 どちらの会場も本当は観客が楽しみにしていたイベントだったと思いますが、このような悲しい事故が起きてしまって残念です。亡くなった方々のご冥福をお祈りします。







ビジョンを語る仕事

今日、来たお客さんは、いつしか長いおつきあいになっているある会社の社長さんでしたが、彼はさらに別の企業の社長に就任されたそうで、その決断もさることながら、多くの人を納得させる人柄や、経営者としての評価、その人間力に尊敬の念を感じずにはおれません。

 アーティストのようなデザイン力や、現場をまとめる統率力など、いろいろな場面で、この人すごいなあ〜と思わせる人は、数多くいるけれど、経営者の場合、特に中小の場合は地味で、評価も受けにくい仕事だと思います。しかし、中小とは言え、やはりその能力が問われる仕事には間違いなく、誰でもできるかというと、そんなことはないと思うのです。

創業するという事もたしかに大変なことですが、会社を維持させる、成長させるという現実目標が課せられる途中交代で就任される社長という仕事は、やはり相当なものだと思います。自分にはまねできないことかもしれない。

社長という仕事は、ビジョンを語らねばならないと思っています。会社がどんな方向へ進み、どんな事業を今後、行っていくのか、ビジョンがなければ、そのために何をすればいいのかも決まらない。ビジョンがあるからこそ、皆がそれにむかって前進できる。

きっと、あの人は新しい会社にいい影響を与えるんだろう。常に新しい世界を探求し、社長に大事なぶれない芯を持つ人だから。



Get Ready

時代の転換点にファンファーレが鳴る事はない。
それはいつも静かに進行し、誰にも気づかれることなく、後になってあのときがそうだったんだと多くの人が振り返り、過去形で語られるもの。

 さまざまなケースで、ある分野に大きな変化が進行中の時には、現状を維持したほうが利益がある人の場合、あえてそれを否定する人もいるし、まだ早いと言ってみたり、全く異なる方向へと誘導しようとする人もいるけれど、人々が変化そのものを話題にしだしたとき、すでにその変化は深く進行していると言って間違いない。それはもはや、早いとか遅いとかの次元ではなく、すでに一般化していて、トレンドでもなんでもない。

 なんだかとりとめない話になりそうですが、ショーテクノロジーというテーマで、このブログを続けてきたのには、海外のニュースなり、自分が感じたり体験したことを伝えることで、業界なり社会への貢献のような効果を想っていたのですが、最近は情報を得る事は簡単な上、トレンドの浸透する速度もこれまで以上に早く、このような目立たないブログでつぶやいたところで、なんの足しにもならないかとも思うのです。それに新しいことを言うと必ず反発が起こります。

 おそらく装置やソフトウェアなどを販売する立場というのも、難しい立場になる要因だとも思います。いわゆる「単にものを売りたいだけだろう」という見方もされるので、あまり発言するのはよろしくないのかなと、しかし、自分は製品を販売するという意識よりも、ソリューションというサービスを提供するという意識なので、そこがすこーし違うところなんですけどね。

マイルランテックはShowControlのシステムをデジタルな解決方法で提供する会社を自負しています。それはネットワーキングであったり、デジタル映像であったり、そしてまた制御システムかもしれません。そのような、これまでなかった新しい解決方法を商品の提供だけでなくサービスの提供という形で実現していきたい想いが、今、強まっています。





表現する習慣

最近、Blogの更新もまたTwitterの更新もスローペースですが、ネタがないとか気分が乗らないとか、そういう理由ではなく、単に落ち着いて文章を書く余裕がないというのが大きな理由です。

このBlogを書くという行為は、以前は自分の頭にあるアイデアなり考えを整理するのにいい効果を与えてましたが、もう1つ、自分の考えを文章で表現する練習にもいいと思います。

文章を書くというのは自己表現の1つで、多くの人とディスカッションしたり、自分のアイデアなどを伝える際に、すらすらと言葉がでてくるのに、こうしたブログを書いて表現することは非常に役にたつように思えます。

何か質問をしたり、意見を聞いたりしても、押し黙ってしまうとか、うまく自分の考えを話せないといった人には、Blogで表現するという練習は効果があるんじゃないでしょうか?








OS刷新というリスク

先月、Apple社はMACOS10.7をリリースするとともに、MACPROをのぞくすべてのMACを刷新しました。これにより最新のMACにはすべてOS10.7(Lion)が搭載されることとなり、またハードウェアの刷新はされていないもののMACPROも同様にOS10.7が標準となるようです。(おそらくMACPROの刷新も近いことでしょう)

そこで問題となるのが、Catalystの10.7対応ですが、残念ながらまだCatalystには10.6が必要な状況で、最新のMACを購入すると、SnowLeopardを再インストールするしかないという状況になります。

まだまだ量販店にはSnowLeopard搭載のMACPROも残っているようですが、もしそれらがなくなったとしてもまだOS10.6の購入は可能なようですので、最新OS搭載のMACを購入したら、一時的にSnowLeopardにしてCatalystを運用する手は残っていると思います。(しかしこれもかなり短い期間のことかもしれません)

 業務用のソフトウェアでも汎用OSを利用するソフトウェアは数多く、このOS刷新というのはソフトウェアにとって必ず発生するリスクとも言えるものですが、Apple関連の場合、OSが刷新され、それが急速に市場からなくなる速度については尋常ではないという印象があります。また、Apple社が行うMACとそのOSに対する改変と旧OSのサポート対応は、サードパーティー製品やソフトウェア開発に対して冷酷すぎるのではないだろうか?
( 新OSが登場したら、すぐに旧OSの選択すらも許されない環境はかなり厳しい)

Catalystを取り扱い始めてから、これまでに Tiger > Leopard > SnowLeopardとOSの刷新を経験してきましたが、今回のはかなり大きな変化に思います。



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