Show Technology2

トータルショーコントロール/(株)Mileruntechのブログ

2011年07月

Catalystパートナー

最近、すこしづつ増えてきた印象のあるメディアサーバー利用者の話題。
とうとう、キャズムを越えたかな?という印象で、5年前からメディアサーバーやらデジタル映像制御やらを連呼してきた私としては、なんとも感慨深い気持ちです。

 メディアサーバー製品群を使用するという点での広がり感は、すでに2年くらい前から舞台業界でもありましたが、今はそれが映像業界にひろがったという印象もあります。率直に言うと、メディアサーバーという製品の新しさは2年前に終わっているのです。そして今はもう次のステージに入っている。

 確かにまだフル活用されるほどの拡大ではないにせよ、5年前と比較すれば、もう新しさもないほどに十分に認知されているんではないでしょうか? カーブスクリーン、3Dマッピング、ピクセルマッピング、マルチレイヤー、プロジェクションマッピングとか、聞いたことのある言葉がすでにたくさん溢れています。これらは、ほぼすべてメディアサーバーと呼ばれる製品群でカバーする機能です。

 このメディアサーバーはクリエイターにとって、これまで困難に思えた演出を実現するてがかりを与えてくれる非常に便利なツールです。その意味では、次にくるのはコンテンツとかデザインとの融合であり、それは舞台業界で考えていたデジタルライティングとは別の形での拡大ですが、とてもデザイン寄りの広がりで、それはそれでとてもいい状況なんではないかと感じています。

まあ、そのあたりはすでにスタートしていると思えるので、これもまた数年をかけて、じわじわと広がっていくのではないでしょうか?そうなるといいなとも思いますが、自分もまたそういう演出に関われるように努力していきたい想いです。

さて、そうした中で、Apple製品のアップデートとともに注目される弊社取り扱いのCatalystですが、すでに複数のドングルをお持ちで、Ver4.4に精通した人を有する企業さまや、プログラマーとして活躍される方を弊社サイトにて紹介しようかと考えています。

 弊社だけでは対応が困難な複数のMACPROやCatalystについて、そして現場オペレートのプログラマー派遣は、こうしたレンタルパートナーの方々をご紹介することで、もしかしたら数多く存在するCatalystを活用したい人を助けることになるのではないかと考えています。Catalystプログラマーの皆様、何卒よろしくお願いします。







新しい広告

flyer

 今月号の協会雑誌(照明家協会)の広告を新しくしました。
少しだけかっこつけてみたんですが、自作したわりにいい感じでできたなと個人的には満足な画です。
今の時点では、映像さんのほうに受けがいいFiberFoxですが、照明さんにもお勧めしたいケーブルです。ケーブルのタフさもそうなんですが、接続におけるロスの少なさとケーブル同士を接続して延長できる便利さなどがおすすめポイントです。

 当初は、劇場などでも活躍中のSafety Ring Switchというメディアコンバーターを組み合わせて、ご案内していたのですが、どうしてもコスト高になってしまうため、コンサート系の分野では、バックアップのためのリング接続はあえて封印し、コネックス社のメディアコンバーターを組み合わせて、よりコストを抑えたシステムで提案中です。

以上、宣伝でした。




次はRDMのテストをしたい

dmx2port IMG_1718

  今月に入ってから、密かにランニングテストを続けていたVer4.1.0の2PortNodeは、結果も良好、非常に安定しています。30ユニバースのブロードキャストにも楽々とDMXを出力し続け、長期間の高負荷テストもクリアでした。

 加えてsACNでのテストも良好だし、Artnetとのマージテストも問題ない。あとは最後の仕上げであるRDM用モニター(Luminet Monitor2)のリリースを待つのみです。ついでにこのソフトの日本語化も完了して実装待ちです。

 いまだ多くの人がRDMって聞いた事はあるけど、で、何?という印象しかないRDM..おそらく使ってみて実感しないと、どういう意味があるのか理解できないのかもしれない。正直なところ、それがなくても困らないものだし、対応機器も少ないから特別どうしたという話ではないのですが、体験すると、ああ便利だなあ〜と言える機能じゃないだろうか?

 いやそれでも、別にそんな機能に興味がない人にとっては、どうでもいい話で、RDMについては、知っている人が便利に使う裏技的な存在程度でいいかと、個人的には考えていたりします。





LuminexノードのNew Firmware

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 以前からアナウンスしていた通り、LuminexのノードはArtnetだけでなくsACNに対応しました。
弊社では先にベータソフト等をテストしているため、本国のWebページに掲載されていなくても、情報としては常に先行して得ており、テスト状況で判断しながら、時々、Luminexでアナウンスしていなくても、先に情報を出す事はありますが、メーカーがサポートしないことや、許可を得ずに勝手にデマを流したりはしません。ましてや嘘をアナウンスすることなどありえません。
疑われる方がいるようなので、念のために申し上げます。(あたりまえの話ですが。。)

 この新しいバージョンでは、sACNに対応するだけでなく、まだリリースされていませんが、RDM用のソフト(Luminetモニター2)がリリースされることで、RDM機器との通信も可能となります。
これも近いうちにお披露目されるでしょう。






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