Show Technology2

トータルショーコントロール/(株)Mileruntechのブログ

2010年10月

ビジュアルデザインのためのシミュレーション

504361da.png http://d3.uva.co.uk/  今回、PLASAでも展示されて話題となったUVAのD3.  ユナイテッドビジュアルアーティストと言えば、ほぼアートインスタレーションの集団的な印象しかなく、こういう製品を作るとは想像がつかなかったが、彼らがMassive Attackの照明デザインなんかをやりだしたあたりで、何か変化を感じたのは事実で。アーティストがコンサート照明手がけるんだ。という驚きもあった。 さて、そんなUVAが自分の仕事で使ってきたソフトを1つの製品として販売するというのだ。これは驚きである。 さて、そのソフトだが、すでに多くのシミュレーションソフトになじんだ照明さんの目には、別に普通にうつるだろうこのリアルタイムレンダリングのしかもフォトリアリスティックな映像も、今となっては平凡かもしれないが、このD3はタイムラインを持ち、ここから直接、MIDIコマンドやDMXを出力することが可能で、シーケンスとビジュアライザーが一体化したようなソフトであるというのが照明のビジュアライザ-との違いだ。 簡単に言うとショーコントローラーとビジュアライザーと映像のマッピング機能を統合したプレゼン資料作成ツールのようなソフトで、映像コンテンツの自由な形状でのマッピングが大きな特徴かもしれない。もちろん外部の映像を中に描画することもできるので、カメラ映像の描画などもできるだろう。そして、これによりビデオと機構、そして照明を含めた全体のシミュレーション映像が表現できるということになる。 しかも、完成したらインターフェースに各機器を接続するだけで、すでにショーを実行することもできるわけで、これ自体がすでにショーコントローラーというのはとてもおもしろいと思う。 意外なのは、このソフトに注目するのが照明さんよりも映像さんの中に多い事で、PLASAで展示があったにも関わらず、照明業界ではスルーされてる感じである。まあ、そこはタイムラインなんて、という照明さんのものの見方もあるかもしれないが、大事な事は、これに興味を持つ人は、これをデザインツールとして美術デザインとビジュアルデザインを意識したプレゼンのための活用を考えていることだろう。 どうしても照明業界ではムービングライトのための省力化ツール的なのがビジュアライザーの位置づけで、そこではプレゼンまで意識しているわけでないし、またこれをパース図の代わりにして、シミュレーション内でセットデザインと照明デザインの同時進行でのデザイン制作という現場もないだろう。しかしおそらく、これは1つのマイルストーンで、何かが変わりはじめる兆候の1つではないかと思うのです。シミュレーションソフトは照明だけが使うツールじゃなくなるかもしれない。

マイルランテックのコンセプト

 ワールドライティングフェアの展示は、あくまで代理店になってくれた富士ライトさんが主役であり、われわれマイルランテックは、そのお手伝いにすぎなかった。しかし、多くの人が弊社のブログを見てるとか、以前から知っていたと言ってくれたのは本当にうれしく、感激しました。ご来場いただいた方もメールをくれた方も、数多くのこのブログの読者のみなさんにも感謝を申し上げます。ありがとうございました。  私は、今、映像業界にも照明業界にも本当に役に立つおもしろい提案がしたいと本気で思っており、技術的にすごいと思える商品を自分の目で探し、イノベーションを感じる製品でステージに関わるすべての人を助けたいとと考えています。このあつくるしいほどの想いが、これまで一部の方々に対し、失礼な印象を与えていたことを、今頃ですが、理解できるようになり、今回の展示会では多くの方々に可能な限り、お詫びを申し上げました。  いかに自分が愚かで、ひとりだけで、わめいているにすぎなかったかを知るに至り、今はただお恥ずかしい気持ちであり、これまでの私の言動に対し、今も不愉快な思いをされている方に対し、こころよりお詫びしたいと思っています。今頃ではありますが、心を入れ替え、服装もまた替えて、業務に励んでおります。 もしかすると、もうお会いすることが不可能な方もいるのかもしれませんが、私としては可能な限り、今の自分が変わったことをお伝えして行こうと思っています。 マイルランテックとはなにものか?という問いには、イノベーションを求め、自分の視点で見つけた最高の技術を組み合わせ、新しいサービスとして提供していくマッシュアップソリューションを提供する会社というイメージとお答えしたいです。モーションイメージ&ライティングとその環境をデザインするというコンセプトはまったく変化していません。設立当初のビジョンを追いかけ続ける若い企業です。。 今後もみなさまのお役にたてるよう努力をしてまいります。何卒、よろしくお願い申し上げます。 株式会社マイルランテック 代表取締役 宇佐美浩一

トレンドウォッチのテーマは。。

61836412.jpg ステージ&ライティングの現場volume05 照明、美術、音響プランナーが明かすステージの魅力 リットーミュージックさんからいつものムック本が出た。今回はプロジェクションライティングと題したトレンドウォッチを書いてみた。前半の歴史部分については、セノグラフィーに関連する部分で、照明デザイナーの佐藤氏からご教示いただいた内容を現在のビジュアルディレクションにつないでみたものだ。  プロジェクションライティングは、勝手にイメージして書いた言葉であり、これは照明業界ではデジタルライティングとかぶる部分であるが、新しい言葉で新鮮さが欲しかったのであえてつかってみた。ビジュアルディレクションとかデジタルライティングとか、いろいろ定義はあるけれど、この記事の中で取り上げたビルディングプロジェクションは、先の言葉がぴったりな感じがする。  多少大げさに書いている部分は、学生や若い人向けのインパクトが必要な部分であり、プロの方々はご容赦いただきたいと思う。やはり本もまた売れなければならず、そこはエンターテイメントというか演出が必要でもあるのです。よって危機感をあおったり、問題提起といったシリアスなものではないことは、ご理解いただきたい。  さて、本の内容全体の印象ですが、相変わらずうまいなあ~という印象。見事にステージと照明の世界を魅力的且つ、専門誌としての高い完成度を維持してる。毎号重ねるごとに洗練されてきたような。。 今回も、LEDの比較とかiPhoneアプリを取り上げてみたり、読みたくなる記事が多いので、みなさんも購入してみてはいかがでしょう。

WLFを終えて

f9441015.jpg  人があまりこないのではないか?とみんながそう思っていたわりに、意外なほど多くの来場者があり、ネガティブな意見もある中、この展示会はLuminexとマイルランテックにとっては、よい結果になったと思う。特に、これまで、お会いする機会のなかった人と会えた事は、ほんとうによかったと充実感を感じています。富士ライトさんには、心から感謝する次第です。  Luminexが実は多くの人から、興味をもたれていたことや、テレビ関連の方からもユニークなシステムだと感じてもらえたことも、うれしい反応でした。そしてまた同時に厳しい意見もあり、これらは今後のLuminexに対して成長の糧になると思えました。おそらく今後、Luminexだけでなく多くのネットワークシステムが誕生するでしょう。しかしながら常にLuminexはその先頭を走るであろうし、またマイルランテックは、そのネットワーウシステムの専門家であり続けたいと思っています。ご来場まことにありがとうございました。

WLFにLuminex製品を出展

f6f9881b.png  最近、LuminetMonitor2がリリースされたばかりのLuminexですが、この先も新製品の計画は数多くあり、舞台向けの本当に信頼できるネットワーク機器メーカーとして発展すると思います。 そんなLuminex製品をより多くの方に知ってもらうためにも、今回、その第一歩に富士ライト商事さんの協力の元、22日から開催されますワールドライティングフェアに展示することになりました。 この展示はあくまで小さな規模の製品ご紹介程度の内容ですが、富士ライトさんの販売製品として展示される初の試みで、うちとしては全面的に協力し、とにかく広く多くの人の目に触れる機会を作るつもりでいます。展示ブースは富士ライト商事さんのブースになります。もし、展示会に足を運ばれる機会がありましたら、是非お立寄いただければと思います。

Catalyst4.4スニークプレビュー

632ba3da.png  









 
来月のInterBEEでは、表向きCatalystを展示するつもりはないのですが、ユーザーの方やcatalystに興味がある人には、最新バージョンをお見せしようとおもっています。それがVer4.4です。

 このバージョンではエフェクト機能が増えており、ますますCatalystの世界が広がる感じがします。 DMXコントローラーで使っている人も、またCatalystだけでプログラムしている人にも、未来のCatalystを感じてもらえるのではないかと思います。 Catalystの目指している先は、もう何度も書いた通りですが、高画質な映像をスムースに再生するとともにもっとも重要なのは安定性だと考えています。
そしてMACというアーキテクチャーを利用することで、常に最新のそしてコンピューターの進化による夢の実現を感じる事ができます。

今、できないことも近い将来には、可能になるでしょう。例えば今のCatalystは元々、4出力で設計されているため、マトロックスを使わなくても4出力に対応できます。しかし、これを可能にするハードウェアがないため、今は2出力に制限しています。これもいつかは、ハードウェアの進化が可能にすることでしょう。

確かにWindowsに対応したマルチ出力のグラフィックカードはありますが、今あるハードウェアの中途半端な可能性ではなく、高い要求を満たす意味での実現が重要なのです。Catalystでは高品質と安定性を求めており、それが本当に実現できる時には、1台のMACで多面出力ができるようになるでしょう。  

最近、国内でもCatalystユーザーは、自分なりのテクニックを蓄積して、それが各社の中で伝搬し、Catalystyプログラマーと呼べる人たちが増えている事を感じます。未来へ一歩一歩、進む映像演出の楽しみをCatalystとともに感じてもらえたなら、Catalystの関係者としてうれしい限りです。


DMX512/1990はもう古い。けれど。。

 DMX512/1990が誕生してからもう20年もの歳月がながれた。しかしそれでも未だそのDMXがなくならず、この先もまた変らず使われる可能性が高いのは、最新コンソールに物理ポートとしてDMXが存在する事実からも、まだ10年以上、このプロトコルが存在し続けるのだろうと予想できるのである。 いや、しかしそれでも私は確信するのである。DMXがこの先なくなることなく続いたとしても、それを伝送するシステムは必ずイーサネット化が必要になると。。たとえ今、不自由でなくともこれは、もう5年以上前から確かなのだ。今、大きな海外のツアーなどではイーサネット化されたシステムが使われる。それはすなわちDMX overEthernetであり、DMXをイーサネットで分配するシステムである。 根本的にデータの内容はDMXだとしても、分配するシステムはイーサネットが必要である。その理由はコンソールがイーサネットを利用してフルトラックのバックアップシステムを構築するため、物理ポートを使用することができないからだ。現在のコンソールは非常に高度に設計されたシステムであり、複雑化している故に、どうしてもリスクを抱えることになる。それはトラブルのリスクだ。それを合理的な方法でバックアップする方法は、複数のコンソール又はバックアップユニット又はオフラインソフトをネットワーク上で同期して起動することなのだ。 これらをスムーズに切り替えるには、しかもオートで切り替えるにはイーサネットによるDMX伝送が必要である。DMXを物理的に差し替えることは、現実的ではないだろう。このことから、言えることはコンサートステージやイベントなどの照明システムにおいては、コンソールがイーサネット化した結果、イーサネットのシステムは必要になってきているのである。しかし、現実は既存のシステムのままであり、多くの場合は、費用対効果を考えて導入を先送りにしている。これは現在の経済状況が大きな原因だろう。 もちろん複数のDMXケーブルを敷設する非合理性も要因としてあるのかもしれないが、DMXのマルチ化よりもコンソール同士のネットワーク化のほうが要因としては大きいと思う。
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