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トータルショーコントロール/(株)Mileruntechのブログ

2010年09月

いつか日にみた夢と今の夢

a5fd7185.jpg  Luminexのオフィスから歩いてすぐにあるレストランで一般的なベルギー料理をいただく。 うさぎの肉とその上に細い形状でフライになったポテトの山は肉を見つけるのが大変なほど。ソースも肉もおいしく満足な一品だったが、量はやはり多い。自分の腹につくお肉を気にしてしまう。 Luminexのオフィスでは、若きハードウェア設計者ハンスとソフトウェアプログラマーのウォルターに出会う。彼らはともにそれぞれの分野の優秀なエンジニアで、製品に関するさまざまな話をすることができた。まあ、正直な話、電子回路の話など、理解できない点がほとんどで、おそらく日本語で説明されても同じようなもんだと思う。 自分も20歳の頃は大きなメーカーの工場でコンピューターの設計に配属されたことがあるが、すぐにリタイアしたのはそれがあまりに難しく、いわゆる挫折を感じたからだ。一瞬はエンジニアを夢見た瞬間もあったが、それは不可能な話。そして当時は、まだ子供だった。 今回のLuminexへの旅は非常に有意義で楽しいものだった。しかしながら、私よりももっと若くてこれからが期待される。日本の若いエンジニアたちを、彼らに会わせてみたいと思った。きっとそこから何かがうまれるような気がする。自分の仕事はもうそういう方向へと向かっている。もっと若い人、将来が楽しみなエンジニアを外国で、同じように夢をもって働く人と出会わせる。そんなことができたらおもしろいだろうな。

美しい街からうまれるデザイン

f78a93e8.jpg  Luminexのオフィスを訪れた。周辺を森や農場に囲まれた静かな環境である。教会があり、風景はほんとうに美しい映画のような街エクセル。ここにLuminexのオフィスがある。 美しい街からうまれる洗練された機能美とデザインのネットワーク製品。とても街の雰囲気からはネットワークという言葉が思い浮かばないが、まさにここでLuminexは生み出されている。 今日は朝9:00から、数多くのリクエストを伝え、その内容についてお互いにディスカッションすることができた。こちらの考えもうまく伝わり、ほとんどが納得の上で了承してもらえたし、以前から言い続けたことも忘れずにいてくれたこともうれしかった。今後のロードマップももらえたのだが、やはり競合相手が増えているため、これを公表することはできず、またオフィス内部の写真も公開が難しい。 ただ、この写真にある通り平和的な美しい街にLuminexはあり、そこから世界を驚かせるデザインが誕生していることは間違いない。今後も成長を続けるLuminexに期待したい。

変わりゆく展示会の中心

985c88ef.jpg  今日はすでにベルギーだが、昨日までいたLondonの展示会の話。 最終日のばらし時間までいたのははじめてだが、ばらしの時間になると、どこも雰囲気は一緒だなと思う。会場があわただしくなり、あちこちでライトが消えていく。せっかくなので多少の手伝いをしようと、照明器具などのケーブルを巻き、Luminexの展示をばらしていたら、それはいいんだ。それは。。と止められたので、余計な手出しはやめた。 PLASAという展示会はアメリカのLDIと同様に歴史が長く、常にエンターテイメント製品のもっとも大きな展示会として注目されてきたが、実は多くのヨーロッパ人が言うように、照明と音響の展示会は今はもっともフランクフルトが熱いそうなのだ。昔はLDIだったりPLASAも大きな展示会だったが、今はフランクフルトが一番大きな展示会になるそうだ。今後は、3月終わりくらいにあるこの展示会が要チェックだ

Luminex製品の工場に入る

0a468000.jpg  PLASAを見た後、ベルギーに入った。目的はこの目でLuminex製品が作られる行程を見ることにあった。工場は委託された外部の企業で、ベルギーのわりと小さな企業である。工場内は、通常は写真とかだめらしいが、静電気チェックを行った際に1枚だけ撮らせてもらった。なぜか自分だけが静電気に帯電しているみたいでエラーが出るので、困ってしまった。アジア人お断りか? 最初のミーティングで、近況の話になり、最近のヨーロッパの経済などについて社長のJean Marie氏から解説があるものの、残念ながら語学力に問題ありで、よくわからない。ヨーロピアンの人々は本当に英語もフランス語も自国語も自由自在に操る。  この会議室では、これまでいかにLuminexの人が自分に合わせてゆっくりしゃべってくれてるかを実感する。また、多くの場合、こちらの話を聞く努力をむこうがしてくれる。しかしながらほとんどヨーロピアンが集まった会議室内で一人の状況は、かなりアウェーである。 工場内は巨大ではないが、普通の工場という印象で、基盤のプリントやハンダを自動で行い、基盤にささったICなどの足をきれいにとる処理など、すべて専用の大型装置が稼働していた。自分がイメージしていたような、人が手作業で行うようなしょぼいものではなく、最新の機械をつかってフルオートで大量のパーツを作る現代的な工場である。この工場ではLuminex以外の企業からの依頼も、うけて製造しているので、例えば洗濯機のような家電製品用の基盤など、常に大量のパーツを維持しており、大量生産が可能な状態である。 個々のパーツは顕微鏡などで人が個々に検査して、最終的に製品の組み立てもここで行う。MK2シリーズやスプリッターはすべてこの工場で製造されるそうである。ちなみにスイッチ製品であるSRSやGigaswなどはまた別のアメリカの企業に依頼しているそうで、将来的にはすべて自分たちで設計し、この工場で製造を依頼したい考えだそう。 Luminex製品の安定供給が可能なことと、完璧な製造工程を観察することで、自分も安心することができた1日だった。さすがにここまで見に来たディーラーは私だけみたいだが。。

動くプロジェクター

9682274a.jpg  クリスティーとZapテクノロジー、そしてETCpigiが組んで完成したプロジェクタームービング。以前、VbaseというBarcoの動くタイプもあったが、あれに近い。ムービングライトとかではなく、リモートコントロールできるプロジェクターという印象。大きさの違いでいろいろあったが、この迫力はなかなか。 しかしこれが定着するかどうか?本当にこんなのを使う現場があるんだろうか?と考えるとBarcoのVbaseと同様に、一時的なものなのかも。。

成長する企業 クーラックス

e8a2ea49.jpg  クーラックスの営業であるハリーとヘルムントは、とても人懐っこく楽しい人たちだ。以前に日本の代理店でGrandMAのオペをしたときからの知り合いで、歳も近いせいか、非常に仲良くなった。展示会に顔を出すたびに巨漢のヘルムントが抱きついてくる。ハリーも同じ。 偶然、ドイツに住むようになったETC社のコンゴトレーナーサラもいて、みんな知り合いだね。とその業界の狭さに笑い合う。お互いに競合相手であることは知っているけど、友達と言える仲になった。しかしながらいつもハリーは言う。この先いつか、もしかしたらパンドラスを扱うこともあるじゃないか?頼むよ。いつか一緒にやろうぜ。と。。いや無理ですから。。ぼくにはカタリストの仲間がいるんだ。。 今回、パンドラスボックスは、Wysiwygとの連携でビジュアライザーの中にパンドラスの映像を出力するデモを行っていたほか、写真のPDP埋め込みのLEDスクリーンを1つの画面として、且ついつものようにセンサーを正面と真上に取り付けて、人がこの画面をタッチスクリーンのように操作するインタラクティブなデモを行っていた。 また、これまではカタリストが唯一勝っていたと感じていたHDSDIのマルチ入力も、自社開発のボードを使い、その遅れは1フレームか2フレームかというレベルで最大8入力を可能としている。すでに彼らはソフトウェアだけでなく、ハードウェアも開発する大きな企業に成長しているのだ。

SCNとArtNetの混在も可能

14bf43f1.jpg  Luminexが出したDinレールタイプのノードは建築設備向けのPOE対応DMXノード。小型の装置でDINレールに取り付けられることから設備向けのオンリーの製品となります。 ソフトウェアはこのタイプから新しくRDM対応、sACN対応となり、これまであったマージ機能などではアートネットストリームとSACNストリームをマージできるようになった。つまり2つのプロトコルが同時に1つのノードから出力できる。例えば4ポートノードの1ポートにDMXを挿しこれをアートネットに指定。2番ポートに挿したDMXはSACNに指定ができるのである。受信する側のマルチキャストアドレス指定は自動で行われる。 RDMに関しては、Luminetモニターで接続された機器を認識できるほか、つないだ機器の種別を確認してパッチを行うこともできる。やはりPLASAの中をひととおり歩いても、ネットワークシステムに関しては、この会社が最強だと思う。それ以外の企業だとどうしても閉じた世界。自社製品のネットワークのみにこだわるし、またノード以外のスイッチ製品は持っていない。LUminexはこの点において、どこの企業よりも先に行ってるように思える。

ライティングボードのデザイン

02d40308.jpg  頑にロックボードのスタイルを守り続けていたAvolitesもとうとう2面タッチスクリーンのSapphaire Touchをリリースした。すでにオペレーターでもなくデザイナーでもない私が照明さんのツールについてあれこれ言うことをお許しいただくなら、結局はロックボードのスタイルはWholehogの時代に終わっていたのだろう。 このサファイヤの後継機は、タッチパネルの画面全体が起き上がるタイプで、Hog3と同じと言えば理解されると思う。タッチスクリーンにはメディアサーバーのサムネイルや、パレットグループなどが表示され、上のフェーダーも下のフェーダーもキューフェーダーとして利用できる。フェーダーはすべてモーターフェーダーである。フェーダーを叩いてビートを刻み、タイムを入力するという方法はユニークだと思う。 簡単な言葉でこれを表すなら、全体的にHogやMAとおんなじスタイルになったという印象。 トラックボールはXYコントロール、その周りのダイヤルでズームやフォーカスがコントロール可能。出力はアートネットのほか、8個の物理DMXポートがある。
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