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トータルショーコントロール/(株)Mileruntechのブログ

2010年09月

調光室にあるミニカフェ

86a7f56b.jpg  オペラ座の調光室には小さなカフェがあった。おいしいコーヒーは欠かせないとばかりに、1カップごとにカプセル化した今流行のエスプレッソマシーンが置いてあった。コーヒーのほかに、この後ろではフィリップスさんがマッサージチェアに座り、おお~とかう~とかうなっていて、フォーカシング最中のオペレーターたちには迷惑だったかもしれない。

誰がために鳴る?ギャラリーのベル

0ae2fd74.jpg  オペラ座のギャラリーにあった巨大なベルの集まり。昔はこれをステージベルに使用したそうで、本ベルや1ベルが本物の巨大なベルだったとは驚きでした。鳴らしてくれたのですが、たしかにいい音してます。

ガルニエのステージドアにて

adaba9dd.jpg  パリのオペラ座見学は、右に立つガルニエの照明セクションのトップ、フィリップスさんが案内してくれた。 彼曰く、ここオペラ座で、日本からは歌舞伎座の人たちがきて、歌舞伎公演をしたことがあるそうですが、非常に礼儀正しくすばらしい人たちで、歌舞伎にも大いに興味をもったが、公演終了後に日本人スタッフからお礼のプレゼントをもらい、感動したと言います。そういう意味では日本に対して特別にいいイメージをもっており、とにかく絶賛していたのは、こちらもうれしくなりました。(ぼくはプレゼントは持ってなかったんですけど)

ガルニエの調光室

554c0530.jpg  オペラガルニエの照明施工はすべてADBである。ADBと言えばベルギーの伝統的なシアター向け機材のメーカーだ、日本で言えば丸茂電機と同じような感じだろうか?奇しくも設立も同じ年と聞いた。 照明コンソールはフェニックスで、奥の1台はムービングライト用、手前の1台はコンベンショナルライト用だそうである。またもう1台のフェニックスもバックアップで置かれていた。これらコンソールはアートネットをダイレクトに出力し、光ファイバーで接続されるスイッチにつながるLuminexのノードにアートネットDMXを送る。 最近、ノードを追加したそうで、7本あるライトブリッジには3台づつ(上手、センター、下手)のEthernetDMX4Trussが設置される。劇場の人にLuminex製品について聞くと、一度もトラブルがなく、安心しているそうです。この劇場が最初にネットワーク化したのは何年か前で、当時はまだネットワークというのは新しすぎたのかもしれない。この当時、ADBに提案されたLuminexのノードは導入したものの、光ファイバーのスイッチは日本製のものを選択したそうです。しかし、やはり舞台には合わなかったようで、Luminexのマネージャーに突っ込まれると、微妙な表情をしているのが、笑えた。

オペラガルニエ1

881049d0.jpg  はじめてオペラガルニエの内部に入った。これがファントムのいるオペラ座だ。ガルニエの素晴らしさはもう言葉も出ないほどに美しい装飾である。写真は舞台上から撮った客席の写真だが、客席の天井にはシャガールによる美しい絵が描かれており、シャンデリアも含め、すべてが芸術と言えるような美しい劇場である。この日はフォーカシングなどが行われていたが、劇場のさまざまな箇所を見ることを許された。 これほど美しい歴史ある劇場が、その見た目とは異なり、実は完全にネットワーク化された先進的な劇場だと言うことはあまり知られていない。このギャップに驚く。

劇場に強いCompulite

b17ff64b.jpg Compuliteは、フランスのシアターマーケットに強い。Paris des Congresも元はコンピュライトの機材が数多くあり、スプリッターもその1つ。そんな中、一番したにLuminexのRDMスプリッターが入っており、もしかすると少しずつ入れ替わっていくのかもしれない。ちなみにこんなにたくさんあるのは以前からつかっていたからだそうです。

懐かしいボックス型ノード

e01d29be.jpg  ついぞ日本には入れることがなくディスコンとなった壁のボックスに埋め込むタイプの2ポートノード。 Paris des Congresではこの懐かしいノードが活用されている。この頃はPoEのノードだったんですね。今も現役なのは頼もしいです。

Paris des Congresの見学

682e46e1.jpg  すでに帰国しちゃいましたが、昨日のParisでの会場見学の1つを報告したいと思います。 (パリではネット環境がなかった。) パリ市内にあるコンベンションセンター、Paris des Congresはショッピングモールとホールが1つにまとまった複合施設です。主に企業の会議やイベントに使われるほか、コンサートにも利用される巨大なホール。 写真の照明チーフ、ステファンさんが冗談めかして、おれの大きなおもちゃだよと言うこのホールは写真のD4からアートネットがダイレクトに出力され、LuminexのSRSを利用した光ファイバーの幹線に接続される。 各所にノードが設置されており、DMXはすべてノードを通して出力される。すでにLuminexのシステムは3年前に設置してからずっと活かしたままですが、まったくトラブルもなく気に入っているという。照明器具は主にマーチンのMAC2000シリーズが設置されており、40~60台くらいあるのだそうです。外から入る照明さんは持ち込みする場合もあるけれど、時間のない場合などは、ホールの設備をそのまま使ってショーを行うこともあります。持ち込みの卓ももちろん写真の客席中央に設置された卓ブースにEthernet DMX8があるので、これにDMXを入力できるほか、アートネットを出力するコンソールはダイレクトにネットワークに接続されます。 親切に会場内をすみずみまで見学させてくれたステファンさんや、ホールスタッフの方々には感謝しています。彼らとランチをともにしましたが、とても気さくで楽しい人たちでした。
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